はじめに
堅あげを初めて食べた時、とても驚いた記憶があります。ザクッ、ザクッというその歯ごたえに驚いたのは、私だけではないでしょう。
1993年に堅あげが誕生した当初は、北海道のみで販売されていました。やがて全国各地で販売されるようになり、あっという間に国民的な人気商品になったのです。
商品名の通り、堅あげはその堅さが、何よりの魅力です。しっかり噛んで食べる必要があるためか、堅あげは食べることの楽しさを感じさせてくれるような気がします。
どのような作り方をすれば、あのように堅くておいしい食感が生まれるのでしょうか?実は薄切りしたじゃがいもを、1枚1枚丁寧に揚げる製法によりあの歯ごたえが作られているのです。
そして、3種類の量に分けて販売されていることや、堅あげを盛り上げている“堅あげポテト応援部”という組織の活動も気になりますね。
堅あげファン必見の情報を集めたので、ぜひご覧ください!
製法に秘密あり!堅あげに歯ごたえがあるのは何故?
堅あげが堅くて、歯ごたえがある理由は2つあります。
まずひとつ目の秘密
じゃがいもを厚くカットしていること。この理由を予想できる人は多いかもしれませんね。
そしてふたつ目の秘密
揚げる時に1枚1枚を丁寧に扱ってゆっくり時間をかけていることです。あのおいしい歯ごたえの理由が揚げ方にあるとは、予想外でした。
さらにこんな歴史があった
そしてさらに驚いたのは、そのルーツがアメリカにあることです。場所は、アメリカのニューヨーク州。19世紀の半ば、サラトガという地域のホテルに泊まっていた客が、「じゃがいもをカリカリに挙げてくれ」とオーダーしたそうです。
このことが、ポテトチップスの始まりだといわれています。
このオーダーを受けたシェフは大きな釜で油を熱し、1枚1枚丁寧にじゃがいもを揚げていきました。これが“釜揚げ製法”というポテトチップスの作り方で、おいしい歯ごたえのある堅あげを作る工場でも採用されています。
やっぱりおいしい物が出来る背景には、丁寧な仕事があるのだと感じさせられます。
堅あげの量は3種類!大人数で食べる時にはBIGがオススメ
スナック菓子を食べる機会は、家でのんびり過ごしている時のほか、人が集まった時にも多いのではないでしょうか。
堅あげは、3種類の量から選ぶことが出来るんですよ!1人で食べたい時、みんなと食べたい時、シチュエーションに合わせて量を選ぶことが出来るのは助かりますね。
どんな3種類?
3種類の量とは、少ない順に65グラム、80グラム、150グラムです。150グラムは“BIG”と名付けられていて、とてもインパクトがあります。
売っている場所は?
ちなみに、80グラムの袋が販売されているのはコンビニのみ。65グラムと150グラムは、コンビニ以外のスーパーやドラッグストアで販売されています。
ホームパーティなど、人が多く集まる時にはBIGを買っておくのが良さそうですね。普段は買わない大きさの袋を見せたら、家族や友達が驚いてちょっと盛り上がりそうな気がします。
堅あげポテト応援部ってなんだ??その正体は・・・
“堅あげポテト応援部”という組織があることをご存じでしょうか?この名前をネットで検索すると、部員の募集についても紹介されています。
堅あげが好きな人であれば誰でも応募が可能で、新しい味の企画やモニター体験も出来るそうです。確かに堅あげが好きなほど、人気を集めそうなアレンジや、期間限定商品のアイデアなどを思い浮かぶことがあるでしょう。
それに、堅あげのメーカーであるカルビーに就職する以外の方法で、堅あげの企画に参加できるとは驚きです!
堅あげポテト応援部の基本は、「堅あげを盛り上げること」にあります。堅あげの最新情報をもらえる良さもあるので、堅あげファンにとっては魅力いっぱいの活動ですね。
まとめ
堅あげがおいしく作られている製法や、堅あげポテト応援部の活動まで、知れば知るほどメーカーのこだわりや愛情が伝わってきました。
特に“堅あげポテト応援部”のような活動は、ほかのお菓子では聞いたことがありませんでした。そのような組織が出来るほどメーカーが自信を持って商品を提供していて、そのファンになった人が多いことが分かります。
その2つの要素が無ければ、応援部が立ち上がることは無かったでしょう。
きっとこの先も長く、堅あげはその美味しさで私達を癒し続けてくれるはずです。素材であるじゃがいもの味を感じられる美味しさは、手間をかけて丁寧に作られた結果なのでしょう。ザクッザクッというその歯ごたえは、ほかには無い面白さがあります。
我が家で次にホームパーティをする時には、堅あげBIGの150グラムを買ってゲストをお迎えしようと思います。