はじめに
子供が泣いたりワガママを言ったりして困った時には、いつもポッキーの力を借りています。その力は、もはや魔法！ポッキーを見せただけで子供の泣き顔が笑顔に変わります。
私自身も子供の頃から食べていたポッキー。名前の由来はなんと音！？誕生したのは５０年以上前とは思いませんでした。親しみやすいその名前の由来も気になりますね。オンラインイベントなどが企画されている、“ポッキーの日”についても調べてみました！ポッキーの持ち手部分である、プレッツェルの製造に関する話もなかなか興味深いですよ。
ポッキーってどういう意味？名前の由来
“ポッキーを食べる時の音”と言われたら、どのような表現が頭に浮かぶでしょうか？「パキッ」とか、「ポキッ」という、折れるイメージを持つ人が多いはずです。実は、この音こそが“ポッキー”という名前の由来なのです。
ポッキーのパッケージを見ると“pocky“と書かれていて、これを英単語のひとつかと思う人もいそうですね。私自身、きっと海外のお菓子にある名前なのだろうと思っていました。しかし、英単語にpockyという言葉はありません！そして、英語以外の言葉から由来するものでもありませんでした。
ポッキーという名前は、メーカーの方達が商品化を目指す途中で誕生したものだったのです。まだ名前が付いていない頃、“ポキン、ポキン”と折れる音から“ポッキー”という名前で呼ばれるようになったそうです。
実は名前にはほかにも候補があって、有力だったのが“チョコテック”。これは、「テクテク歩きながらでも食べられる」という考えに基づいています。チョコテックとポッキーでは、イメージがかなり違いますね！
ポッキーという名前の方がかわいい感じがして、ペットにこの名前を付けても良さそうな気がします。もしチョコテックという商品になっていたら、どちらかというと女の子よりも男の子からの人気が高くなったかもしれませんね。
何十年も前？！ポッキーが生まれた年
いつからか、我が家ではキッチンの戸棚にポッキーを常備しておくようになりました。子供も私も大好きなお菓子の代表です。
ふと考えてみたら、私が子供の頃すでにポッキーは国民的なお菓子として人々に愛されていました。一体ポッキーは何歳なのでしょうか？
江崎グリコ株式会社にてポッキーが誕生したのは1966年、なんと今から50年以上も前です！ここまでポッキーの歴史が長いということに、驚く人も多いはずです。
目指したのは、「世界で初めての棒状チョコレート菓子」。
やがてポッキーは日本を飛び出し、現在では海外でも広く愛されるお菓子となり成長を続けています。
子供が“クキ”と言った、その正体
子供がポッキーを食べながら、「僕はこのクキは好きじゃない」と言いました。
・・・クキ？何のことかと思ったら、テーブルにポッキーのプレッツェル部分だけが並んでいました。ポッキーの下2センチくらいの、持ち手部分です。つまり、子供はチョコが付いている部分だけを食べていたのです。
その食べ方も、持ち手を“クキ”と表現するあたりも独特ですね。春に幼稚園でお花を育てていて、ちょうど先生からお花、葉っぱ、クキ、を教えてもらった頃でした。
ちなみにポッキーを作る工程で、焼いたプレッツェルを冷やすために丸1日ほどの時間をかけているそうです。短い時間で一気に冷やしてしまうと、折れやすくなってしまうことが理由です。ポッキーがとても繊細なもので、丁寧に作られているのだと感じました。
1999年に誕生した、ポッキーが主役の日
学生時代に「今日はポッキーの日だよ！」と友達に言われて、とてもワクワクした気持ちになった記憶があります。ポッキーの日、何月何日だかご存じでしょうか？答えは、11月11日！正確には「ポッキー＆プリッツの日」として毎年話題になっています。
ポッキーとプリッツが11月11日に誕生したわけではなく、1が4つ並んだ見た目の雰囲気からこの記念日が決められました。この日が記念日として定められてから、もう20年以上も経過しています。最近では江崎グリコ株式会社がオンラインイベントを行うなどして、ますます盛り上がっています！
まとめ
ポッキーがたくさんの人々から愛されている背景には、音が由来のかわいらしい名前や食べやすさのほか、メーカーである江崎グリコ株式会社の工夫や努力があったことも分かりました。
1982年にはフランス、1995年には中国でも系列の会社が立ち上がり、ポッキーは日本以外でも人々に幸せを提供しています。
すでに50年を超えているポッキーの歴史は、これからも人々に愛されながら長く続いていくのでしょう。
