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チップスターの製法とは?歴史と一緒にご紹介!

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筒型のパッケージにはいった少し硬いバリバリとした食感が楽しいポテトチップス、チップスター。

 

どうやって全て同じように作っているのか、疑問に思ったことはありませんか?

 

実は「一度じゃがいもを粉々にし、それを成型し直す」という方法で作られています。

 

これは成型ポテトチップスと呼ばれていて、一方でカルビーなどは生ポテトといいます。

 

そこで今回はチップスターの製法と今までの歴史をお菓子が常に家にある私がご紹介いきます。

目次

チップスターは成型ポテトチップス!

 

 

チップスターは一度フレーク状にしたじゃがいもを整えてから高温で揚げて作る「成型ポテトチップス」と言われるもので、この製法は1976年にヤマザキナビスコが日本で初めて取り入れました。

 

元々はヒゲのおじさんが印象的なプリングルズを元に作られたお菓子で、ポテトチップスお形やパッケージの形状、味のラインナップなど似ているところが沢山あります。

 

まさしく日本生まれのプリングルズといっても過言ではありません。

 

またチップスターは時代を重ねるごとにパッケージを全て紙製にして環境に優しいものを目指したり、誰でも使うことができるユニバーサルデザインにしたりと変化を続けています。

 

ポテトチップスやパッケージの形だけでなく、味のラインナップすら似ているとはプリングルズに対してリスペクト愛がとても強いんだなと思います。

チップスターは時代の最先端を走っている

 

 

 

ではなぜヤマザキナビスコは成型ポテトチップスを採用し、開発したのか。

 

当時ポテトチップスといえば、生のじゃがいもをそのままスライスして揚げたものに味付けしたものでした。

 

そのため形、大きさ、薄さは一枚ずつバラバラで自ずとパッケージも大きなものになってしまいます。

 

しかし成型ポテトチップスは一度粉々にし形を作り直すことで形、大きさ、厚さも同じにすることができ、これまで出来なかった筒状のパッケージに入れることが出来るようになりました。

 

その結果チップスターは持ち運びが簡単で食べやすく割れにくいポテチとして人気となり、今でも看板商品としてロングセラーを記録しています。

 

発売から25年経った1992年、それまでチップスターはパッケージの蓋はプラスチック、底にはスティールを使っていましたが全て紙製のものに一新し「環境に優しいチップスター」をテーマに掲げ、環境問題にも取り組んでいます。

 

また作る工程でどうしても出てしまう規格外のポテチを飼料にするなど無駄がなるべく出ないように製造販売を続けています。

 

今現在SDGs(持続可能な開発目標)を守ろうという活動が広まっているなかで、1992年からそういった問題に目を向け商品改良をしていたのは凄いなと素直に尊敬します。

 

そして2016年、40周年を迎えたチップスターはパッケージの底に切り込みを入れて潰しやすくしたり、どんな人でも使うことができるユニバーサルデザインに変更しました。

 

こちらは特許を取得しており、ヤマザキナビスコ独自のアイデアです。

 

環境のことを考えたり、ユニバーサルデザインを取り入れたりと時代に合わせて進化していくチップスターに驚きです。

チップスターは今も昔も愛されているお菓子

 

 

世代を超えて40年以上も愛されているチップスター。

 

実はこのチップスターという名前には「ポテトチップスの中で人気No.1のスターになるように」という意味が込められています。

 

人気No.1かどうかは食べる人によって変わりますが、名前のとおりスターであることは間違いないのでこれからも沢山の人に食べられるお菓子なんだろうなと思います。

まとめ

 

 

今回の記事で

  • チップスターは成型ポテトチップスでプリングルズを元に開発されたお菓子
  • 1976年に発売され今年で45年も愛されているお菓子
  • 時代に合わせて進化している

ということがわかりました。

 

個人的には物凄く昔からあるお菓子なのかなとおもっていたので、発売してから45年しか経っていないことに驚きを隠せません。

 

また今よりも早くから環境問題に取り組み、パッケージからプラスチックやスティールを無くして全部紙で作り直したところなど、私は自然が好きなのでとても好感が持てます。

 

世の中には沢山のポテトチップスが販売されていますが、やはり食べやすさとバリバリとした食感が楽しめるチップスターが私は一番好きです。

 

ちょうど家の机にうすしおとコンソメ味のチップスターがあったので食べたいと思います。

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