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トッポのチョコの入れ方、その意外な方法とは?

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最後までチョコレートが入っているストローのようなお菓子、トッポ。

 

一度は「どうやってチョコレートを入れているのかな」と想像したことがあるのではないでしょうか。

 

結論から言ってしまうととてもシンプルで筒型のプレッツェルに流し込んでいるだけです。

 

こう言われると簡単なように聞こえますが、実はとても難しくロッテしか作れません。

 

そこで今回はトッポの作り方とこの作り方をすることでどんなメリットがあるのか、ということを解説していきます。

目次

トッポは一番最後にチョコレートを入れている

 

 

「その点トッポってすげぇよな、だって最後までチョコたっぷりだもん。」というフレーズのとおり、トッポの最大の特徴は沢山詰まったチョコレートです。

 

ではトッポはいつチョコレートを入れているのか、実は一番最後の仕上げとしてチョコレートを詰めています。

 

とは言え、どんな工程で作られているのかわからないとどのタイミングで注入するのか想像つきませんよね。

 

そこでまずはトッポの作り方を一から見て確認していきましょう。

 

トッポの作り方

 

1.混ぜる

材料を機械で丁寧に混ぜ合わせ、生地を作ります。

 

プレッツェルの生地は小麦粉、バター、卵、砂糖などで出来ています。

2.形を作る

1番で作られた生地を成形します。

 

生地は筒の真ん中を開けてストローのような形にするのですが、このように生地を成形する技術はロッテ独自のもので特許を取っています。

3.焼く

焦げないように注意しながら焼いていきます。

 

トッポの生地はストローのように細長く中が空洞なので普通のプレッツェルよりも火加減が難しく、強くし過ぎると焦げてしまい弱すぎると生焼けになってしまいます。

 

そこでトッポはオーブンを使い焦げない程度の火力にしながら短時間で焼き上げています。

4.チョコレートを入れる

焼き上がったプレッツェルの中にチョコレートを詰めていきます。

 

ここでついにチョコレートを入れる作業に入ります。

 

この技術もとても高度なもので、素人だと溢れてしまったり気泡が入ってしまったりとなかなか真似できません。

5.冷やす

トッポを冷やします。

 

ここで冷やすことで、中に入れたチョコレートを固めて流れ出ないようにしています。

6.包む

出来たトッポを袋に詰めます。

 

ここから箱に詰めるまでは全て機械が自動でやってくれます。

7.梱包

最後に袋に入れたトッポを箱に入れて梱包し、お店に届けます。

 

チョコレートはトッポを作るときの一番最後の工程で入れられていることがわかりますね。

 

筒型のプレッツェルを作るなんて凄い技術だなと思います。

トッポは風味や食べる人のことを考えて作られている

 

 

ストロー状に成形した生地の中にチョコレートを詰めるこの作り方は製造中に風味を落とさない、食べるときに手につかないという2つの利点があります。

 

当時チョコレートをお菓子の外にかけてコーティングするものはありましたが、中に入れるという発想はありませんでした。

 

そこにロッテは目をつけて、初めての中にチョコレートが入っているお菓子を開発しました。

 

さらに外側にチョコレートをコーティングしてしまうと持つところがなく体温で溶けてしまいベトベトになってしまいますが、内側に詰めることで最後まで手を汚すことなくたっぷりチョコレートを楽しむことが出来ます。

 

この製造面でも食べやすさでも優秀な作り方を開発したロッテは、その製造方法を特許として取得しています。

 

「中にチョコレートを入れたらいいんじゃない?」と初めて気づいた人は凄いなと思います。

 

まさしくコロンブスの卵ですね。

トッポは素人が作るにはとても難しいお菓子

 

 

トッポはとても難しい作り方で作られているお菓子だということがわかりました。

 

筒型にプレッツェルを形成する、焦げないように絶妙な火加減で焼く、チョコレートを詰める。全て繊細で高度な技術が無くては作れません。

 

周りをチョコレートでコーティングしてしまうと持ち手がなくなってしまう、しかし持ち手のところだけ付けないとなるとそれはもうポッキーでチョコたっぷりとは言えなくなってしまいます。

 

考えた結果、中に入れることで手が汚れる問題を解決しチョコレートを余すこと無く食べられるというまさに一石二鳥なアイデアを生み出しました。

 

手作りお菓子でもプレッツェルを筒型に焼くのは難しいことなのに、工場で同じ物を大量生産となると相当難しかったのではと思います。

まとめ

今回の記事で

  • トッポのチョコレートは一番最後に入れられている
  • とても高度な技術で作られている
  • プレッツェルを筒型にして中にチョコレートを詰める製造方法はロッテ独自のもの

ということがわかりました。

 

外側のチョコレートを中に入れるというありそうでなかった発想を思いつき、実現させるここが出来たのはまさしくロッテのお菓子にかける情熱が生み出した結果だと私は思います。

 

個人的に一番へぇーとなったのは、トッポの生地はプレッツェルだったということです。

 

今までクッキーだと思っていました。

 

今日のおやつはトッポを食べたいと思います。

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